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2010.04.08

Child Aid モザンビーク その3

私は、November team 2008に参加し、
2009年5月から11月までの半年間、
アフリカ、モザンビークでボランティア活動をしてきました。


プロジェクトは「Child Aid」
このプロジェクトには3つのプログラムがあって、
今日は、そのなかの1つ、
CB-DOTプログラムについて、紹介したいと思います。




CB DOT
Community Based Direct Observation of Treatment

村で、治療の直接観察。


何の?


結核。



結核は、HIV/AIDS、マラリアにならぶ、
3大感染症の1つで、
世界で毎年800万人が新規で発症し、
毎年200万人が死亡している病気。

アジア地域をはじめとする開発途上国で多く発症しています。


結核菌は人から人に感染し、結核を発症すると、
肺に穴をあけて空洞を作り、気管支や肺を腐らせます。

進行すると、血液やリンパを通って、結核菌が全身に運ばれ、
5年以内に50%が死亡するといわれています。


日本では2005年に結核予防法が改正、
乳幼児へのツベルクリン反応検査が廃止されました。


乳幼児の重症結核を防ぐため、
BCG接種を生後6か月までに行うことになっています。



WHO(世界保健機構)が提唱する結核対策戦略では、

DOTS
Directly Observed Therapy Short-care
(直接監視下短期治療)

を行っています。


医療従事者は患者に薬を処方するだけでなく、
患者が服薬するところを目の前で確認し、飲み忘れを防ぎます。

P1140658.jpg



このDOTのプログラムでは、
村のActivistとともに、患者宅に薬を届け、
内服をサポート、全身状態の観察を行っています。

また、村内にはボランティアの人たちがいて、
毎日、患者を探しまわっています。

早期発見することも重要なことです。
結核がどんどん広まっていくのを、防ぐためです。


結核かもしれない人がいる、
という情報を、村のボランティアの人からもらい、
私たちは、その人を訪問しました。

結核の疑いがあり、痰の検査をしなければなりません。
私は、その女性に検査の必要性を説明し、
検査を行いました。

↓ボランティアの人が、痰の検査の説明をしています。
このカップに痰をとり、私たちが病院へ持って行き、検査が行われます。

P1150548.jpg




DOTコミュニティの結核の特徴は、
HIV/AIDSで免疫が低下して発症していることが多いです。


HIV陽性率は26.5%と高い。



私たちのターゲット患者の多くはHIV陽性プラス結核。


結核の治療は、6カ月、抗結核薬の内服を行います。

ここで重要なことは、薬の耐性菌を作らないこと。



内服開始後、2カ月すると、多くの人が症状が消失し、
あたかも、結核が治ったかのように体調がよくなります。


ここで、内服を中断してしまう人が多いのです。
でも、体の中には、まだ結核菌が住みついています。


薬を飲んだり飲まなかったりすることで耐性菌が作られ、
結核の治療が困難となります。


耐性菌ができてしまったことで、結核の薬が効かなくなり、
手術せざるをえないケースも目にしました。


村の病院では、設備が不足しているため、
その人は市の大きな病院まで行くことになってしまいました。


この6カ月の内服治療では、
患者のモチベーションを維持したり、
中断した人に治療再開を促したりすることも
私たちの重要な役目でなのです。

↓結核の女性に薬の説明をしています。
P1130916.jpg

↓この女性は、6カ月の治療を無事終えました。
おめでとうございます☆
P1150744.jpg


↓結核の女の子です。現在、内服中です。
P1140825.jpg

↓「毎日、薬を飲を飲んでいますか?」内服表の確認をしています。
P1150924.jpg


P1150917.jpg




そして、もう1つ、
私の仕事には、Supervision(監督・管理)があります。

患者が、自分の病気に対する知識をきちんと持っているか、
内服治療継続の重要性をきちんと理解しているか、
などの確認を行うことです。

↓「結核は、どうやって感染するか知っていますか?」
P1140875.jpg


病院のナースと連動して、患者データーベースの管理もしています。

患者のデーターベースは
名前の記入ミスや更新し忘れていたり・・・


プロジェクト上層部ののSupervisionが来る前は
決まって大慌てで、
データーベースを
修正する繰り返しなので、
日頃からしっかり管理しないと。。。



そのほか、村のActivistの仕事には、
病院やヘルスセンターで、待ち合い患者に対して、
プレゼンテーションを行い、
コレラや、マラリア、ハンセン病などの
疾患に対する知識と予防法を指導しています。

・・・・・・・・


↓村のボランティアの人と、患者さん宅訪問日の打ち合わせ中です。
P1150738.jpg

↓自転車で村を訪問します。
P1150895.jpg


P1150896.jpg


↓時には歩いて。
P1150569.jpg


↓南アフリカ人のDI(ボランティア)です。一緒に村をまわっていました。
P1150562.jpg


日差しがきつく、村を回るのは、大変ですが、
6カ月の治療を終えたときの患者さんの笑顔をみることが
とても楽しみでした。


kiyo, November team 2008



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