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2008.09.07

資金調達という仕事の大切さ

3月チーム/デンマーク

 広報担当者です。
 CICDでは9月チームが新しく開始し、まもなく3月チームがアフリカ/インドへと派遣される時期となりました。

 こういうとき、いつも思い出すのは、自分がマラウイに派遣された時のことです。

 マラウイでの活動が終えて、1年が過ぎました。
 今では多くの人々がマラウイに派遣されるのを見送る立場となってしまいました。。。

 何だか、年をとった気がします(笑)

 今回は、少しだけ、1年前を思い出して、自分の活動と関わったプロジェクトについて思うままに書いてみようと思います。

 よろしければ、お付き合い下さい♪


 私がマラウイに派遣されたのは、2006年11月~2007年4月末まで。
 マラウイでは、雨季の季節でした。
 雨がものすごかったのと、そのせいで住宅の下水管が破裂して、床下浸水になってしまったことを今でもよく覚えています。

マラウイの山
マラウイ湖
 
 私が活動したプロジェクトは「Second hand clothes and shoes sale」という、直訳するとまぁ「中古衣類販売」というものです。

 簡単に言うと中古衣類を販売する、ビジネスのお仕事です。

 現地のマラウイでは、このプロジェクトは「Fundraisng]と呼ばれています。

 ここで多くの皆さんは、「イギリスCICDのように、アフリカに行ってまで雑誌を販売したり、何かをして資金を集めるのか!?」
 と、びっくりされるかも知れません。

 中には、ゲゲゲッ…!と思わず一歩引かれる方もいらっしゃると思います。 

 まぁ、もちろん、皆さんはFundrasingというお仕事なんて、一番やりたくない人が多いです。
 何せ、CICDで嫌というほどするのですから。

 なので、正直、ほとんどの方がこのプロジェクトに行きたがりません(泣)
 
 ですが、本当は一番大切な、一番やりがいのあるお仕事なんです。
 これから、少しずつ説明していきますね。


 Second hand clothes and shoes saleプロジェクトについて

ブランタイヤRetailshop1ブランタイヤRetailshop2ブランタイヤRetailshop3

 まずは簡単にこのプロジェクトの3つの活動目的を紹介します。

 1.この活動から得た収益で、他のプロジェクトを運営する。
 2.現地の人に雇用の機会を与える。
 3.現地の人に入手可能な値段で衣類・靴を提供する。


 1.この活動から得た収益で、他のプロジェクトを運営する。

 アフリカで活動しているHumanaは、ヨーロッパやアメリカで活動しているHumanaから衣類・靴を受け取ります。
 Humanaはとても大きな国際的団体です。
 なので、ヨーロッパやアメリカでは、みんながいらなくなった中古衣類を回収し、それを中古として販売するビジネスを行っています。
 その収益をアフリカ/インドのプロジェクト運営資金として投資するのと同時に、回収した衣類や靴をアフリカへ送っています。 
 
 スペインの中古衣類販売店
スペイン1スペイン2

 マラウイの場合、フィンランドやアメリカから衣類・靴を受け取っています。 
 船で運ばれてきたこれらの品物は、現地で仕分けされ、包装して発送を行い、販売しています。
 この収益からは、運送費を負担する必要がありますが、それ以外はHumanaマラウイが運営する他のプロジェクトのために投資されます。

 例えば、私が活動していたころのマラウイでは、主にHOPE(HIV/AIDS予防・撲滅運動)とチャイルド・エイドのプロジェクトに投資されていました。
 そのほかには、教員養成学校と職業訓練校にも少し投資されていました。


 2.現地の人に雇用の機会を与える。

 船で運ばれてきた衣類・靴は、ごちゃまぜになっているので、仕分けをしたり、包装したり、お店に発送しり、販売人が必要になってきます。

品物の到着仕分け包装
 
 上の写真は、衣類・靴を受け取ってから、包装までの簡単な流れを紹介しています。

 何をするにも、人は大切になりますよね。
 特に、マラウイには機械をはじめとする便利なものがないので、人力がとても大切になります。

 このプロジェクトの活動を支えているのも、人です。
 この人たちの大半は、現地のマラウイの人たちです。

 Humana マラウイでは、現地の人を雇用し、この活動を支えてもらっています。
 私が活動していた2006年当時で、すでに275名が雇用されていました。

 仕事がない状況の中で、少しでも現地の人に雇用に就く機会を与え、彼ら自身も一緒になってプロジェクトを運営していくのは、他のNGOにはあまり見ない、珍しいケースでもあると思います。


 3.現地の人に入手可能な値段で衣類・靴を提供する。

 これは日本の皆さんには少し想像がつきにくいかも知れません。

 なんといっても、日本では品質やブランドにこだわらない限り、衣類や靴は簡単に購入することができるから、尚更です。

 しかし、アフリカ・マラウイではそうはいきません。

 産業や工業も発達しておらず、そのため、ほとんどが外国からの輸入となるためにかなり高いです。
 ワンピースが4000~5000クワチャだったりします。(安くても800~1000クワチャ)
 
 これは、マラウイの人達の約1か月分のお給料です。
 
 しかも、靴はもっと高いです。

 これじゃぁ、必要でも買えませんよね。

 なので、みんなお下がりや、譲ってもらったもの、あとは中古で安く購入することを望みます。
 
 Humanaマラウイが中古衣類販売をすることで、確かにある人は安く衣類や靴を購入することができるのです。
 
 Humanaマラウイでは、平均300~400クワチャで販売します。(靴は少し別)
 安い時期では、40~100クワチャのときもあり、これはすこし上等のパンと同じ値段くらい。

 あと、クリスマスなどのイベントや、その他、定期的に衣類・靴などを孤児や農村の人たちに無料で支給しています。(下の写真を参照)
 コミュニティ


 ちなみに、現地にはもちろん伝統衣装があります。
 だけど、都市やわりと発達した街では、みんなは洋服を着用することを好みます。

 これは日本人と同じじゃないでしょうか。

 たまに、「こういうことをしているからアフリカの産業が発達しないんだ!」
 という意見も聞きますが、全くその通りだと思います。

 しかし、現実はその面だけを聞き入れることはできません。

 日本でも、結局はほとんど中国からの輸入ですよね。
 
 フェアトレードや、日本製のものを購入しようと試みようとしている人は、少ないのではないでしょうか?(私は大好きですが)

 
 というわけで、これが中古衣類販売プロジェクトの活動目的です。
 次に、もっともっと詳しく説明していこうと思います。

 お付き合い願えたら幸いです。。。


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Author:CICD
CICDはイギリスに在籍し、非営利団体No.3390280に登録されたボランティア養成学校です。
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連絡/お問い合わせ:cicd05@yahoo.co.jp

ウェブサイト:CICD日本語ウェブサイト

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